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三等重役 (1952)

とある町の名門企業、南海産業社長の桑原(河村黎吉)は新聞を見てびっくり仰天した。元社長の奈良(小川虎之助)の追放が解除され社長に復帰するというのだ。そうなれば格下げ間違いなしの桑原は緊急重役会を招集した。ところが奈良が脳溢血で倒れたとの報せが入り、桑原社長は続投することに。そんな中、新調した着物で仲人をしたいと夫人(沢村貞子)が言い出したために社内結婚を奨励、夫にへそくりをさせないよう賞与を妻に手渡しする等、会社はてんやわんや。桑原の右腕・浦島人事課長(森繁久彌)の苦労は増すばかり…。 創業社長でもオーナー社長でもない、サラリーマン重役を指す「三等重役」という言葉を広く知らしめた、源氏鶏太の小説を映画化。 雇われ社長に操縦された会社の行方やいかに?

     

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